要旨: (1)仙台産アカヒレタビラの保全策として開発してきたプラスチックチューブによる人
工孵化法(棟方,2006)をタイリクバラタナゴに応用するとともに、アカヒレタビラにおいても
より高い浮上率を得ることに成功した。(2)大学構内に設置し2 年が経過した人工ため池につい
て、水質ならびにアカヒレタビラ等の水生生物の生息状況を観察した。(3)また、仙台市立西中田
小学校との連携により、アカヒレタビラの飼育と生息地の観察を行う環境教育活動を実践した。
キーワード: アカヒレタビラ、タナゴ、人工授精、人工飼育、環境教育