要 旨:

広瀬川水系を構成する4本の4次水流河川(新川川・広瀬川本流・青下川・芋沢川)において流量観測を行い、降水条件や土地条件との関係を検討した。各支流の流量は、先行する数日間の降水量に強く影響されて変動する。また各河川は、それぞれの流域の地形的条件や土地利用に応じて、異なる流出特性を示すことがわかった。

キーワード:広瀬川、流出特性、比流量、降水条件、土地条件、