要 旨 : 広瀬川は、流域ごとに異なる環境の側面を持っており、底生動物相も様々に変動していると考えられる。礫単位検出法を主とした簡便なサンプリング法を用いて中流域(郷六〜牛越橋)の4地点における底生動物の出現種・出現個体数を周年にわたって調べたところ、8 目30 科、5,819個体を確認した。また本法により底生動物の出現種・出現個体数の周年変動についても明らかにすることができたので、その概要を紹介する。

キーワード : 広瀬川、底生動物、水生昆虫、礫単位検出法、環境教育