平成13年度フレンドシップ事業シンポジウム

自然の中の出会い〜新しいフレンドシッブをめざして

日時2OO2年3月27日(水)14:00〜16:30

場所宮城教育大学2号館223教室

 

 

 “フレンドシップ”は、学生と子どもをつなぐ実践教育事業です。わたしたち宮城教育大学環境教育実践研究センターが

フレンドシップ事業に取り組んで5年になります。

  私たちがフィールド型のフレンドシップにこだわるには理由があります。子どもにとって、野外の環境は学生に心を開く

きっかけに満ちています。学生も教室内とは違う子どもの自発的な言動に触れることができます。しかしその方、実施

する側としては.変化する自然と子どもに合わせ、さまざまな事態を予測し準備するという手間がかかります。

  このような状況で私たち大学教官が達した結論のひとつは、人材とアイディアの重要性です。地域をよく知ること。

対象となる子どもをよく知ること。専門知識や技術、新しいアイディア。子どもたちの自然体験学習には、そんな要素が

不可欠です。本当の意味で学校と地域と大学を結ぶフィールド型のフレンドシップを日指すために、私たちは真摯に、

子どもの野外学習を日常的に考えている方々と討論し、これからの事業に役立てたいと思います。

第1部  検証 : EECフレンドシップの5年間

・ フィールドにしかないもの

報告者:伊沢紘生

        長期研究が支える学習

報告者:斉藤千映美

        非日常の自然体験

報告者:見上一幸

第2部 新しいフレンドシップを作ろう

・ 青葉山で仮想フレンドシップ

演者:構田浩二

・ 討論

指定討論者(五十音順) :岩渕成紀(仙台市科学館)、植村千枝(青葉山の緑を守る会)、田幡憲一(理科教育講座)、

名取秀樹(宮城教育大学附属中学校)