要 旨 :

「人と環境」とのかかわりを学習することは、子どもたちの学習能力の発達の動機付けとして意義深いものである。人にとっての環境は自然、社会、情報という多くの側面がある。環境情報学で扱われている「人と外界との相互作用を多面的、統合的にみる」視点が環境教育には大切である。この統合的な観点から学校教育における環境教育の在り方を考察する。