要 旨 : 宮城教育大学附属幼稚園内に生育する樹木を対象として、戸籍調べと名札の取り付けを行い、樹木に対する親しみや関心を高める活動を開始した。幼稚園の日常生活において、‘四季の変化といのちの営み’を感じ取ることができる身近な教育素材として、園内の樹木は少なからぬ潜在力を持ち合わせており、今回取り付けた名札が幼児と樹木の交流を促し始めた。

キーワード : 保育環境、樹木の戸籍調べ、名札、日常性、自然認知