要 旨 : 青葉山市有林(仙台市)には、 100万都市の市街地に隣接しているとは思えぬほど多様性に富んだ動植物が生息している。この森を環境教育の観点から捉え、フィールドミュージアムとして積極的に活用していくためには動植物の継続的な生態調査が欠かせない。2003年〜2005 年の3年余、青葉山市有林のチョウ相に関する継続的な調査を行なった結果、8科77種のチョウ類が確認された。

キーワード : 青葉山市有林、チョウ相、寄主植物、フィールドミュージアム、生物多様性、環境教育