要 旨 : 国立花山少年自然の家には、恵まれた自然環境と優れた野外体験活動事例の蓄積があり、年間1万人にものぼる児童・生徒が‘自然現象に触れ、学ぶ’活動を体験している。本研究ではこれらの教育資源を参照しつつ、里山で景観生態学の視点に立った環境学習を実施することの有効性を検討した上で、‘里山の森と人の暮らしのむすびつき’を五感を多用しながら認識しうる学習プログラムを開発した。

キーワード : 景観生態学、国立花山少年自然の家、森と暮らし、里山、体験型環境学習プログラム