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頂上の少ししたには、林内に岩石が露出しているところが多い。これはおそらく過去の寒冷期にできた「岩塊流」という地形である。
これまで見てきたように、津谷高等学校の学校林は、「環境」を学ぶコースを持つ学校の施設として、さらに他の学校の生徒にも開放されるべき施設として大変すぐれている。ただ、このすぐれた点を生かすには、建屋などハード面もさることながら、いかに教育を行うかのソフト面の充実がなにより大切だと思われる。たとえば、薪炭林や牧野、山頂にある神社などについては、郷土史家の知識が必要であり、町役場と連携した地場産業の動向のデータなども必要となろう。