-持続可能な都市のための環境教育シンポジウム-

ユース環境教育会議・会議スクリプト

日本語版


見上教授
ィスカッションに入ります。最初に、都市型公害と呼ばれるごみ問題ですが、葛岡のごみ焼却場を見学してきました。それで、ごみの問題は我々が日常出しているものなので,一人ひとりが努力すれば,かなり減らすことが出来る問題と言えるでしょう。この点について,こういうふうに努力すべきだという所があれば,お願いしたいと思います。

参加者:
々の日常の行動の間にどういう関係があるのかつかまえていくことが必要と思います。

参加者:
却については最近問題になっているダイオキシンの問題を話さないとまずいと思います。ダイオキシンは安全だと言われてますが、ダイオキシンは分解しにくく蓄積されるものなので,今は安全でも10年後, 20年後どうなっているか考えると怖い。それと、先程環境意識を高めようという話をしましたが、焼却しか方法はないと思うが,我々はダイオキシンについてどれ位知っているのか疑問したいと思います。焼却処理をしている人が安全と言うことだけで本当に安心できるのか考えねばならないと思います。

参加者:
人的な考えですけれども、ごみ問題ではごみを減量することが一番重要だと思います。この前テレビで見ましたが、フランスではデパート等で買物をする時,袋は全くいらず,市民はかごを持って買い物をしています。

見上教授:
ういった努力の方法は幾らでもあると思います。ではそれを法律で決めるのが効果的ではないかとの話もありましたが,それを教育でと考えれば,教育でやれることは考えられますでしょうか?。

参加者:
にかく最初に,してはいけないこと,悪いことだと指導していく必要があると思います。それでも駄目なら二次的に法規制や税金をかける方向に持っていってほしいです。

参加者:
人レベルで倫理的に自分達で考える所は大切だと思うんですけれども,同時に法規制が必要だと思う所は,公害問題等の時に改善されていったのは,やはり厳しい規制があったからだと思います。企業・工場等の面で必要な所があると思います。

参加者:
ゃあ環境にやさしくするためにはどうすればよいのでしょうか。人にやさしくすると一緒だと思うんですが,嫌いな人にはやさしくできないんですね。それと一緒で,地球を好きになる,自然等周りの環境を理解していく必要があると思います。

見上教授
の中で,幼稚園や小学校の先生になりたい方はいらっしゃいますか?その中で特に小さいころから環境教育が必要だ,小さいころから躾けとして必要だと考えている人はいますか?

参加者:
日のワークショップでまちをつくった時に,エコシティーというテーマで作るといったら,子供たちは直ぐに受け入れていました。やっぱり幼い時からそういう事があると抵抗なく受け入れられると思うんです。好きだから守るという話がありましたが,好きになるきっかけは、やっぱりそれが側にあるからだと思います。子供の時から環境問題が身近な問題であれば,自然に興味が湧き,それについて考える機会も出てくるので,余計環境に対する意識も高まり,環境について真剣に考える大人になると思います。継続して側に環境問題があるのが必要だと思うので,幼い頃からの教育は大事だと思います。

参加者:
ークショップで思ったんですけれども、どこか指導援助という形態を取ってでも押しつけがましい面があったと思いました。それよりもむしろ子供と一緒に考えていく姿勢が大事だと思います。環境に限ったことではありませんが。

参加者:
境教育となると直ぐ学校教育と考えられるかもしれないかもしれませんが、個人的には環境教育は社会の環境意識の高さをどう上げていくかと同じだと思います。

参加者:
日これだけ話せるのは昨日の見学があったからだと思うんです。そうした学べる場を学校教育だけでなく,色々な世代が行けるようになっていく必要があると思います。

見上教授 :
後に環境教育で自分は何を一番大事にしたいか,皆が大事にしたらいいと思うか,夢も含めて伺いたいと思います。

参加者:
までの固定観念を捨てて発想の転換をしないと,今の環境教育・環境問題は解決できないと思います。

参加者:
進国だけでなく,発展途上国の国民の環境意識の向上が一番重要だと思います。

参加者:
日の浄化センターのスクリーンでのごみ,干潟のごみや、葛岡での空きビンの悪臭等が、環境問題を考える上での示唆となればよいと感じました。

参加者:
きるうる限り、残っている美しい自然を教えること、それに対して今まで文明が発達する中で人間がしてきた汚い所を見せ、次に、今できること,今できないことを教え,それから順次他のことを教えていきたいと思います。

小金沢教授 :
間が生きている限り環境問題は出てきます。地球環境の中で人間が生きているということ自体が環境の問題を発達させますし,昨日も議論の中で,生きていることがイコール色々な負荷を与える,最終的な環境問題の解決は人間がいなくなることだという極論まで出てきます。そうでなければ,人間は生き続けなければならないということだから,どう生きるのかということかということなので、環境問題・環境教育は人間が生きていく上での色々な側面を取り上げれば,そういう話になるというふうに考えた方が分かりやすいのかなと感じました。

見上教授 :
レビのインタビューで小学生が結局は人間が生きているからいけないで終わった番組がありました。それが非常にショックで,人間が自分自身を否定するような環境教育はよくないと思います。少しでも自分が生きて,地球をよくしようという環境教育であってほしいと思います。 どうもありがとうございました。


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