2010年6月Archive

 現在、宮城教育大学で行われている「フィールドワークを基底とするリフレッシャー教育システムの構築」の一環として、 2010年6月25日(金)に宮城教育大学でヤギの飼育を開始いたしました。
 ヤギの飼育は、飼育観察、移動繋留を通じて、キャンパスにおけるリフレッシャー教育(動物飼育)のモデルケースを作成することを目的としております。

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 平成22年6月10日(木)に、宮城教育大学で、フレンドシップ事業「バタフライガーデンで自然体験学習」が行われました。
 講義科目「自然フィールドワーク実験(前期2単位、2年生対象)」の受講生のうち61名の生徒が参加し、附属幼稚園の園児63名に対して指導を行いました。 
 9:50から約30分間、バタフライガーデンの散策を行い、その後、約30分間、青葉山の散策しました。

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 2010年5月22日(土)〜23日(日)に日本環境教育学会第21回大会が沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」で開催されました。
 1日目は研究発表、シンポジウム、懇親会が行われ、2日目は研究発表、プロジェクト研究が行われました。本センターからは溝田准教授が「ニホンミツバチを題材とした環境教育の可能性」という題目で、桔梗事務補佐員が「環境教育ライブラリーえるふぇの運用と課題」という題目で口頭発表を行いました。

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 本学に環境教育実践研究センターが設置されたのは1997年であり,以来13年が経ちました。この間,世紀が代わり,それに合わせるかのように,環境に関わる世論は大きく変化してきました。  前世紀の社会で人為的に排出されたガスが全球的な気候変動をもたらしたことは,2007年度ノーベル平和賞のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)によって科学的に示され,温暖化の理解は一気に深まりました。今世紀は「環境の世紀」とまで言われ,社会や人々の環境への意識は年々加速して高まり,かつ,広がりつつあります。  こうした中,環境を考えるために,前世紀からよく言い習わされてきた言葉があります。 「Think globally, Act locally」  現在の環境の状態やしくみ,成り立ちについてよく理解し,変動しつつある環境にどのように対応してゆくのかについて広い視野で考え,周囲の人々や社会のために行動してゆく---- 社会の変化に対応しつつ,今世紀のこれからの社会を担う次世代の子どもたちに対して,それをどのように伝えてゆくのか,世紀を超えても変わることなく環境教育に求められている命題とも言えます。  当センターではこれまで,学校教育や生涯教育の場において,「環境」をどう理解し保全してゆくかを学び,そのためにどのような教育方法や内容を展開すべきか,学校現場を中心にして,実践的な研究を続けてきました。これまでの「環境学習」から、さらに「持続発展教育(ESD)」へと展開しつつ,研究を進めているところです。

2009年度 附属環境教育実践研究センター長 川村 寿郎
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