溝田准教授が第7回日本環境教育学会研究・実践奨励賞 (2011年度)を受賞しました

本センターの溝田准教授が、第7回日本環境教育学会研究・実践奨励賞(2011年度)を受賞いたしました。研究テーマおよび研究内容は以下の通りです。なお、審査方法につきましては、こちらをご覧下さい。
研究テーマ:
「遊び仕事」を取り入れた環境教育プログラムの開発:伝統養蜂からのアプローチ

研究内容:
 遊び仕事とは、山菜採りやキノコ採り、川やため池での漁撈やカモ猟、ハチ追い、定置漁具を使った海の漁など、仕事ではあるものの半分遊びの要素が入っているような活動のことです。副次的ですらない程度の経済的意味しか与えられていない生業ですが、当事者たちの意外なほどの情熱によって、日本各地で脈々と継承されてきています。
 本研究では、長崎県対馬における「遊び仕事」としてのニホンミツバチの伝統養蜂に着目し、そこに内在する豊富な知識・技術・知恵・文化を巻き込んだ環境教育プログラムを開発することを目指しています。遊び仕事という営為は生命の循環に配慮した持続可能なスタイルでなければ継承されえず、したがって、その中には持続可能な社会を築きあげていくための大切なヒントやエッセンスが凝縮されていると考え、対馬での地域調査(聞き書き調査)に取り組んでいます。

対馬養蜂1.JPG 対馬養蜂2.JPG


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