2012年7月アーカイブ
本センターの協力研究員であるラザロ エチェニケ氏を講師に迎え、絶滅危惧種である「キューバソレノドン」について、講演をおこないました。
キューバソレノドンは恐竜の絶滅の時代を生き延び、骨は初期哺乳類に近く、現在の哺乳類にはほとんど見られない犬歯から毒を出すという特徴があるなど、進化を考える上でもとても興味深い生き物であることが解説され、2012年3月〜4月にかけてキューバでおこなわれた調査の様子、キューバソレノドンの画像、動画とともに紹介されました。
2012年7月28日(土)にひらめき☆ときめきサイエンス「アニマルミステリー2012~いま、ヤギから始まる消化の謎!~」を開催いたします。
ひらめき☆ときめきサイエンスとは、研究機関で行っている最先端の科研費の研究成果について、小学校5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、ふれることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。宮城教育大学は独立行政法人日本学術振興会との連携事業としておこなっております。
今回、環境教育実践研究センターの教授である斉藤先生が下記の内容でプログラムをおこなう予定です。
○内容
いま、身近な動物といえば、犬や猫ばかりになってしまいました。ペットを家で飼育していない家庭では、ほんものの動物にまぢかで触れる機会はなかなかありません。
このプロジェクトでは、おとなしくて性格のやさしい(だけどちょっとがんこな)、ヤギという動物に接してみましょう。人間とはまったく違う食べ物を食べるヤギですが、消化のしくみは人と同じです。人間には消化できないものが、なぜ消化できるのか、考えてみます。ほかにも、人と同じ所、違うところがたくさん見つかると思います。例えば、赤ちゃんがミルクを飲んで育つところもいっしょです。オスとメスの違いも、なんだか人間によく似ているんですよ。
動物とふれあいながら、生物のからだの面白さ、生きることの不思議に興味を持っていただきたいと思います。
○スケジュール
08:40-09:00 受付
09:00-09:20 開講式(あいさつ、オリエンテーション)
09:20-09:30 ヤギと仲良くなろう(アイスブレーク)
9:30-10:30 ミステリー1 ヤギの採食と消化を観察しよう
10:30-11:00 ヤギの乳しぼり
11:00-12:00 ミステリー2 チーズづくりから考えるミルクの栄養
12:00-12:45 クッキータイム(軽食、お茶)、科研費の説明
12:45-13:00 未来博士号の授与、アンケート記入
13:00 終了、解散
(当日、ヤギの健康状態によりプログラムを変更することがあります)
○対象:小学生(5・6年生)
○申込み締切:平成24年7月24日(火)
○問い合わせ・申込み先
宮城教育大学 研究・連携推進課・研究協力係
畠山 和也(はたけやま かずや)
住所 :〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉149 宮城教育大学
TEL番号 :022-214-3931
FAX番号 :022-214-3342
E-mail はをクリックしてください
※プログラムの詳細は下記PDFをダウンロードしてご覧下さい。
○日時:2012年7月7日(土)13:00〜15:00
○場所:八木山動物公園ビジターセンター
○講師:ラザロ・エチェニケ(宮城教育大学協力研究員)
キューバ出身のコウモリ等哺乳類の生態学者。
日本やグアテマラなどの世界各国での生物調査や環境教育に携わる。
キューバソレノドンの再発券がホットな研究テーマ。
○内容:
カーンカーン ホーホーホー
チョンチョン キリキリ・・・
耳をすますと
街はふしぎな音であふれています
これはどんな動物の声かな?
様々な「どうぶつの声」を聞き
私たちの身近な環境について
考えるお話です
○定員:50名(先着順)
○申込み方法
電話、Eメールまたはファクシミリ(イベント名、氏名、住所、連絡先を記入)で、八木山動物公園へ
八木山動物公園
仙台市太白区八木山本町1丁目43
電話 : 022-229-0122 ファクス : 022-229-3159
E-mailは をクリックしてください