・フィールドワークを基底とするリフレッシャー教育システムの構築
大学と附属学校園にフィールド体験教材を整備し、双方向的な教育環境のもとで、体験型教育方法の検証・補強、および実践指導能力養成を行 う教育システムを駆逐し、環境教育を中心に現代的課題に応ずる高度実践指導者養成を行います。
・JICA草の根技術協力事業マダガスカル「自然環境保全に関わる環境教育実践プログラム」
この事業は、チンバザザ動植物公園の教育機能を強化するために、環境教育のリーダーを育成することを目的としています。
仙台市八木山動物公園
にチンバザザ動植物公園から毎年数名の研修員を受け入れ、宮城教育
大学で環境教育の理論や技術に関連する研修を実施しています。
平成20年度から3年間実施される予定で、今年度が最終年度となります。
今年度は6月19日(土)〜7月17日(土)まで3名の研修員を受け入れます。
・国際協力イニシ
アティブ教育協力拠点形成事業
「動物園を活用したマダガスカルのESDパイロットマテリアルの構築」
公教育にさまざまな問題をかかえるマダガスカルでは、国有数の社会教育施設である国立チンバザザ動植物園が強力な ESD の推進主体となりえます。
宮城教育大学は仙台市八木山動物公 園と連携し、チンバザザ動物園とともに同動物園の ESD 行動指針を提案します。この基本的な指針にチンバザ
ザ動物園の有する優れた教育資源を導入し、チンバザザ動物園職員が活用することのできる教材モデル (ESD
パイロットマテリアル(教材・指導法群)を作成します。マテリアルは現地の関係者と共同で組み立て、JICA マダガスカル事務所および JICA
東北の協力のもと、ESD 事例を蓄積し、指導者向けにまとめる予定です。
・国際教育協力拠点事業-青年海 外協力隊派遣現職教員に対する教育支援-
①青年海外協力隊の派遣前および派遣中隊員支援として、国際教育協力のデータベース(青年海外協力隊活動データベースおよび教科横断型教材ライブラリー)
への教材登録とインターネット配信を行います。教材としては、青年海外活動報告の分析による海外協力における阻害・貢献要因、青年海外協力隊員の職種に依
存しない教科横断型の紙芝居教材等を計画しています。
②派遣現職教員の帰国後の国際教育支援として、宮城教育大学、仙台市教育委員会、仙台市教育
センター・仙台市内の小・中学校教諭、およびJICA東北スタッフで構成する「帰国教員支援に関するプロジェクト会議(H21設置済)」を中心に、学校の
教育研究会における検討(「派遣現職教員の海外教育経験の学校教育への活用(仮題)」を進め、年度末までに、検討課題に関するシンポジウムを開催する予定
です。
○環境倫理を考える:8月5日
○ESDと環境教育:8月6日
○青葉山環境教育セミナー・情報活用とモラル:7月31日
○青葉山環境教育セミナー・「動物園の教育資源」活用術:8月18日
○青葉山環境教育セミナー・「水質調査・分析-水環境理解の方法と解釈-」:8月19日~20日
○青葉山環境教育セミナー・「校庭の教育資源」活用術:10月9日
・公開講座
○「水と暮らし」をテーマとして身近な環境を考える:7月3日、7月
17日、7月31日、8月7日
○青葉山セミナー「環境倫理」:8月5日
○青葉山セミナーESDと環境教育:8月6日
・各機関との連携事業
○登米市との連携
6月18日:平成22年度第1回登米市環境出前講座(石森小学校)
7月8日:平成22年度第2回環境出前講座(登米小学校)
・フ
レンドシップ事業
6月10日:「バタフライガーデンでの自然体験学習」(附属幼稚園)
6月13日:「気仙沼こども環境学習@
唐桑小学校」
6月19〜20日:KODOMOバイオダイバシティ〈蕪栗沼・周辺水田〉湿地交流