2012年6月アーカイブ

 2012年7月14日(土)〜15日(日)に宮城教育大学公開講座「心を育てる動物の飼育」を下記の通り開催いたします。
 講座の申込み締切は7月7日(土)となっております。なお、定員に達し次第、受付終了となりますので、受講を希望される方はお早めにお申し込み下さい。

○講座のねらい
 近年、学校をとりまく事情の変化から、宮城県内の学校での動物飼育活動は多くの問題を抱えています。その一方、いのちの教育の重要性や、生きる力の向上に向けて体験的な学習教材を開発する必要性も増しています。本講座では、本学で飼育しているヤギとウサギを例にとって飼育の概要や教育への活用についてご紹介します。また、参加者が実際に飼育体験を行う実習を経て、飼育動物の活用法について考え、動物を活用した教育の発展のための情報交換を行います。なお、仙台市八木山動物公園の獣医師からは、学校における動物の飼育活動に関するご助言を頂く予定です。
 本講座は学校教育に携わる多くの方々を中心に、それを支援する市民の輪が広がることをめざし、多様な方々のご参加を歓迎します。

○開催場所:宮城教育大学 2号館2階227教室

○担当講師
 斉藤 千映美(宮城教育大学環境教育実践研究センター 教授)
 釜谷 大輔(仙台市八木山動物公園 獣医師)

○受講対象者:現職教員・指導者・大学生など

○定員:12名(受付順)

○受講料:無料

○その他
 汚れてもよい服装と靴でお越し下さい。
 帽子、雨具、虫除けは天候に合わせてご用意下さい。

○講座の内容及び日程
7月14日(土)
9:00〜9:50  基礎講義1
10:00〜10:50 基礎講義2
11:00〜12:00 実習:飼育動物の観察と取り扱い1

7月15日(日)
9:00〜9:50  実習:飼育動物の観察と取り扱い2
10:00〜10:50 実習:飼育動物の観察と取り扱い3
11:00〜12:00 意見交換まとめ

○申込先・お問い合わせ

〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉149番地
宮城教育大学 研究・連携推進課 公開講座担当
TEL 022-214-3521 FAX 022-214-3342 

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 宮城教育大学において、第45回環境教育コロキウムを下記の通り開催いたします。
 今回は、本センターの協力研究員である林守人氏に講演をしていただきます。
 学生の皆様はもちろん、一般の方々も是非、ご参加ください。

日 時:2012年6月21日(木)10:30〜
場 所:420教室
講 師:林 守人 氏(環境研協力研究員)

テーマ:「五大陸環境アクションオムニバス」

内容:
 私達が環境を守らなければならないのはなぜでしょうか。それは私達自身、そして私達の子孫を守る為に他なりません。近年の環境保護活動は一部では過激に熱を帯び、一個人、家庭、企業、国家の利害やイメージをも左右する重要事項へと発展しています。この流行に乗って何かするべきか本当は何もしない方が良いのか、自然回帰すれば良いのか、科学技術で解決すれば良いのか、ゴミの分別一つをとっても環境問題を避けて現代生活を送る事は出来ません。
 今回は私の訪れた国々で目についた環境アクションの中から熱いもの、気の長いもの、やる気の無さそうなものまで紹介する事で、その意義をみなさんに考えて頂きたいと思います。何が正しいのか、間違っているのかではなく、学生さん各個人が何を信じどう行動(アクション)するのか、私の話が少しでもこの部分を考えるきっかけになれば幸いです。各地のエピソード等も交えて楽しく進めたいと思います。

問合先
宮城教育大学環境教育実践研究センター 担当:桔梗(ききょう)
TEL/FAX:022−214−3679

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 宮城教育大学において、第44回環境教育コロキウムを下記の通り開催いたします。
 今回は、本センターの協力研究員であるラザロ エチェニケ氏に絶滅危惧種である「キューバソレノドン」について、動画、写真とともに講演していただく予定です。
 学生の皆様はもちろん、一般の方々も是非、ご参加ください。

日 時:2012年6月18日(月)13:00〜
場 所:420教室
講 師:ラザロ エチェニケ 氏(環境研協力研究員)

テーマ:「キューバソレノドンの再発見 ~恐竜時代/西インド諸島大絶滅時代を生き延びた!~」

内容:
 恐竜が絶滅した、今からおよそ6500万年前、地下に巣穴を作って暮らす、小さな夜行性の哺乳動物たちがいた。唾液に毒を持つ種類も多かったということは、化石からもわかっている。骨格も、現在の哺乳類とは違っていた。
 1836年に発見されたキューバソレノドンは、こうした初期の哺乳類と形態的にも、その他の多くの特徴においても、非常によく似ていた。彼らは、毒のある唾液を持ち、夜行性で、キューバ東部の山岳地帯で地中に巣穴を作って暮らしている。近年の遺伝学的調査で、キューバソレノドンと、その近縁種であるドミニカンソレノドンは、アメリカの他の哺乳類の祖先と約7〜8千万年前、すなわち恐竜の大量絶滅より以前に枝分かれしていたことがわかっている。しかし、キューバソレノドンは最初の発見の後、ほとんど発見されておらず、このため過去には繰り返し、絶滅したものとみなされていた。過去50年間では、偶然に発見された個体が数頭いるだけである。そのため、捕獲に必要な情報は今年まで全くといっていいほどなかったのである。
 この特殊な動物を捕獲するために、北海道大学、筑波大学、宮城教育大学の研究者のチームが1年半に渡り準備を行い、唾液の分析とこの種の保全のために調査を行った。3月14日から4月15日までの現地調査は、キューバの最も人里離れた地域であるアレハンドロ・ド・ウンボルト国立公園で実施され、カリブ海地域の動物学調査史上、前人未到の成果を得ることになった。調査チームはこの 種の健全な個体群を発見し、カリブ海域の人類定住によって起きた生物絶滅の波が、まだこの種に及んでいないことが明らかになった。
 コロキウムでは、これまで誰も見たことのない、キューバソレノドンの動画、写真を紹介する。

問合先
宮城教育大学環境教育実践研究センター 担当:桔梗(ききょう)
TEL/FAX:022−214−3679

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 5月30日(水)から6月1日(金)に、ヤギ命名キャンペーンを開催いたしました。大学正門近くに、5月22日(火)に新潟よりやってきた子ヤギ2頭を繋留し、学生・職員に触れあってもらうとともに、名前を考えてもらいました。
 候補としてあげてもらった名前は、ヤギのお世話をお手伝いしているサークル「自然フィールドワーク研究会」において候補が絞られた後に、「生活b」の受講生によって決定される予定となっております。

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 2012年5月22日(火)に新潟県ヤギネットワークの代表の今井氏より、ヤギ2頭が寄贈されました。ヤギはオス・メスの双子で、小学校で生まれました。未熟児だったため、今井さんが引き取り、生後50日まで育てられてられました。
 本学では、授業で活用されるのはもちろん、被災地慰問やふれあい等で活躍する予定です。

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〒980-9845
仙台市青葉区荒巻字青葉149
宮城教育大学
環境教育実践研究センター
TEL:022-214-3679
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