2014年2月アーカイブ

 2014年2月7日(金)に宮城教育大学において、「環境・防災教育セミナー 特に被災地における大学教育の環境・防災教育カリキュラムの動向」を開催いたしました。
 本セミナーは宮城教育大学を含む大学教育における環境・防災教育のカリキュラムの目指すべき方向性、課題について、現状報告と情報交換を行うことを目的として開催されました。
 まず、斉藤千映美教授が本学の教育復興支援センターの設立の経緯や「環境・防災教育」のシラバス等を説明した後、吉田利弘特任教授より、学校現場における防災教育の現状について報告がありました。次に、溝田浩二准教授より、実際に「環境・防災教育」においておこなっている授業について紹介がありました。
 岩手大学の比屋根哲教授より、岩手大学の「地域防災研究センター」や「岩手の研究『三陸の復興を考える』」の授業について、立教大学の阿部治教授より、日本の環境教育やESDの現状について話題提供がおこなわれ、活発な意見交換がなされました。

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 平成26年2月1日(土)に仙台市青葉体育館において、「国際教育シンポジウム2013『国際教育から見える地域コミュニティ〜震災後の東北から考える持続可能な社会〜』」を開催し、仙台市内だけではなく、静岡や東京などから約70名が参加しました。
 本学の根本アリソン特任准教授より、「イギリスから福島へ、本当のふるさとは何?」と題し、ご講演をいただいた後、2つの分科会に分かれ、グループワークをおこないました。

 1つ目は、「防災副読本を活用した模擬授業/海外の防災事情」と題し、仙台市立桜丘小学校の松下武士教諭が防災副読本を活用した外国語活動に関する模擬授業をおこないました。また、仙台市立岩切中学校ALT カールステン・コノハ氏はミネソタ州での避難訓練について、仙台私立西多賀中学校ALT レジナ・ロクヤン・ソ氏はカナダの防災事情について、話題提供をしていただき、各国の防災教育について議論をおこないました。
 2つ目は、「青年海外協力隊の経験を活かした震災後の地域再生支援」と題し、震災直後から復興支援活動を進めている青年海外協力協会より、2名の講師をお迎えし、復興支援の現状や課題、地域再生に向けての支援のあり方について討論しました。
 外国人ゲストの体験や考え方などに触れることで、小学校および中学校における今後の国際教育のあり方・進め方について認識を深めたシンポジウムとなりました。

○松下 武士 先生が模擬授業で使われたパワーポイントはこちらからダウンロードできます。
 ・被災地訪問,事前学習.ppt

 ・姉妹都市紹介②.ppt

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