2011年6月アーカイブ

 南三陸町立伊里前小学校に環境教育ライブラリーえるふぇの光学顕微鏡の貸出をおこないました。  伊里前小学校では、6月17日(金)に4年生21人がワカメの生態を学ぶ授業が行われ、その際に使用されました。
 貸出した顕微鏡はパソコンと接続することができるため、プロジェクタでスクリーンに投影することが可能です。顕微鏡の貸出を希望される方はこちらをご覧下さい。  

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 2011年6月16日(木)に第39回環境教育コロキウムを開催いたしました。今回は菊地永祐氏を講師として、「水田生態系におけるイトミミズの働き」についてお話をしていただきました。
 東北大学名誉教授の菊地氏は,今年度より、本センターの協力研究員を務められています。
 今回のコロキウムは、宮城教育大学の授業科目「環境教育概論C」内で開催され、約130名の参加者がありました。
 今回の講演は菊地先生が大学院時代に研究していた内容で40年近く前の研究でありましたが、有機肥料をあたえた田んぼではイトミミズがたくさん育ち、その土にはたくさんの微生物がいること、イトミミズが雑草除去に役に立つことなど、現在の有機農法に応用できる研究であると感じました。

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 2011年6月8日(水)、仙台市立愛子小学校より校長先生ならびに愛子ハグリッズのスタッフ5名の計6名が、ミツバチガーデン、バタフライガーデン、カブトムシガーデン等の見学のため、来学されました。  愛子小学校には学校森(愛子こどもの森)が整備され、溝田准教授は森づくりやフィールド活動のサポートをおこなっています。見学後には「早速、ニホンミツバチの待ち箱を作って設置したいです」とのコメントがあり、「愛子こどもの森」への夢を膨らませているようでした。

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ミツバチガーデン

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バタフライガーデン

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カブトムシ養殖場

 2011年5月20日(金)に気仙沼市において、グリーンウェイブ活動をおこないました。
 気仙沼市はグリーンウェイブ活動をおこなうようになって2年目になります。今回は東日本大震災の津波被害により、本活動をおこなうことが困難かと思いましたが、植えることが可能な学校でおこなうこととなりました。
 苗は溝田准教授が育て、気仙沼市に提供をおこないました。また、溝田准教授が気仙沼市での活動に参加し、グリーンウェイブについて説明をおこなったり、一緒に苗を植えました。

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 グリーンウェイブとは、国連の生物多様性条約事務局が、5 月22 日の「国際生物多様性の日」に、世界各地の青少年の手で、それぞれの学校の敷地などに植樹を行おう、と呼びかけているものです。
植える樹種(地域の在来種や固有種など)や場所・方法などを生徒たちが自ら考えていく過程で、彼らに生物多様性やその保全の必要性などについて学んでもらおうというのがこの活動の趣旨です。
 宮城教育大学では、5月22日が日曜日であることから、5月20日(金)にバタフライガーデンにて、グリーンウェイブ活動をおこないました。
 本学の学生・職員、宮城県や仙台市の職員、留学生が一緒に宮城県の県花であるハギを植えました。ハギはキチョウやルリシジミなどの蝶の食草になります。今回は苗木も本学で用意いたしました。

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