2011年5月アーカイブ

 2011年6月4日(土)に宮城教育大学において、「第1回未来づくりESDセミナー『震災復興と学校・地域の未来づくり』」を下記の通り開催いたします。
 被災地及び学校の状況を気仙沼、石巻、仙台市荒浜、亘理町より報告していただき、被災地の現状を知るとともに、今後の復興に何が必要なのか、学校への支援について議論をおこなっていく予定です。

第1回 未来づくりESDセミナー
震災復興と学校・地域の未来づくり

日時:6月4日(土)13:30〜16:30
場所:宮城教育大学220番教室
対象:学生・教員・NPO・一般

主催:仙台広域圏ESD・RCE運営員会・宮城教育大学
校園:宮城県教育委員会、仙台市教育委員会(予定)

スケジュール
○あいさつ
○現地報告
 ・気仙沼市教育委員会・副参事 及川 幸彦氏
 ・石巻市雄勝中学校・校長   佐藤 淳一氏
 ・仙台市立荒浜小学校・校長  川村 孝男氏
 ・亘理町長瀞小学校・教頭   渡辺 清孝氏
○パネルディスカッション
○閉会のあいさつ

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 2011年4月26日(火)に気仙沼市教育委員会を訪問しました。
 宮城教育大学と気仙沼市教育委員会は連携協定を締結しており、本センターは環境教育分野で連携を深めておりました。
 今回は、鵜川センター長、斉藤教授、溝田准教授が気仙沼教育委員会を訪問し、本センターの支援の在り方について意見交換をおこないました。
 及川幸彦副参事より、気仙沼市内の学校の状況について、気仙沼市が、復興の状況を日本だけではなく、世界に発信していくとの説明を受けました。
 また、2011年11月には全国小中学校環境教育研究会の全国大会が、気仙沼市で開催される予定です。
 環境教育は生きる力を養うことができる教育であり、また命の教育でもあります。そのため、環境教育は被災地で必要とされる教育の1つでもあるとの認識を深めてきました。

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 2011年4月26日(火)に気仙沼小学校へグリーンウェイブ活動に使用する苗木を配布いたしました。
 グリーンウェイブ活動とは、国連の生物多様性条約事務局が、5月22日の「国際生物多様性の日」に、世界各地の青少年の手で、それぞれの学校の敷地などに植樹を行おうと呼びかけている活動です。
 宮城教育大学では2年前より活動に参加し、昨年は地域を挙げてユネスコ・スクールに加盟している気仙沼市の各小学校でも苗木を植えました。
 今年、気仙沼市は3月11日の東日本大震災により被災し、校庭等が津波に塩害よるを受けている学校もあり、学校での植物栽培も難しいのが現状です。
 しかし、高台にあり、塩害にあわなかった気仙沼小学校の先生より、苗木配布の要望があったため、溝田准教授が育てた苗木を届けてきました。「こんな時だからこそ、子供たちに木を植えて、育てさせてあげたい」と言われた先生の言葉が印象的でした。
 また、ホッチキス、手指消毒液を支援物資として併せて届けてきました。


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