「フィールドワークを基底とするリフレッシャー教育システムの構築」事業の一環として、フィールドワークのための教材園の整備をおこなっています。
 この度、カブトムシガーデン、ミツバチガーデンの整備が完了いたしました。

○カブトムシガーデン:養殖施設、観察施設の二カ所が完成

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カブトムシガーデン(養殖施設)

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カブトムシガーデン(観察施設)


○ミツバチガーデン:巣箱を置く棚の整備、竹囲いの設置、作業小屋(ビニールハウス)の設置

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ミツバチガーデン

 また、これらの施設にネットワークカメラを設置し、定点観測をおこなうことができるようにしております。
 今年度はこれらの施設を活用した大学の授業等で使用可能なコンテンツ等を作成する予定です。

 2011年4月26日(火)に気仙沼市教育委員会を訪問しました。
 宮城教育大学と気仙沼市教育委員会は連携協定を締結しており、本センターは環境教育分野で連携を深めておりました。
 今回は、鵜川センター長、斉藤教授、溝田准教授が気仙沼教育委員会を訪問し、本センターの支援の在り方について意見交換をおこないました。
 及川幸彦副参事より、気仙沼市内の学校の状況について、気仙沼市が、復興の状況を日本だけではなく、世界に発信していくとの説明を受けました。
 また、2011年11月には全国小中学校環境教育研究会の全国大会が、気仙沼市で開催される予定です。
 環境教育は生きる力を養うことができる教育であり、また命の教育でもあります。そのため、環境教育は被災地で必要とされる教育の1つでもあるとの認識を深めてきました。

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 2011年4月26日(火)に気仙沼小学校へグリーンウェイブ活動に使用する苗木を配布いたしました。
 グリーンウェイブ活動とは、国連の生物多様性条約事務局が、5月22日の「国際生物多様性の日」に、世界各地の青少年の手で、それぞれの学校の敷地などに植樹を行おうと呼びかけている活動です。
 宮城教育大学では2年前より活動に参加し、昨年は地域を挙げてユネスコ・スクールに加盟している気仙沼市の各小学校でも苗木を植えました。
 今年、気仙沼市は3月11日の東日本大震災により被災し、校庭等が津波に塩害よるを受けている学校もあり、学校での植物栽培も難しいのが現状です。
 しかし、高台にあり、塩害にあわなかった気仙沼小学校の先生より、苗木配布の要望があったため、溝田准教授が育てた苗木を届けてきました。「こんな時だからこそ、子供たちに木を植えて、育てさせてあげたい」と言われた先生の言葉が印象的でした。
 また、ホッチキス、手指消毒液を支援物資として併せて届けてきました。


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 2011年4月26日(火)に南三陸町立伊里前小学校へネットワーク整備にいってきました。
 伊里前小学校は水・電気等のライフラインがまだ復活しておらず、インターネットに接続できないとの連絡がありました。
 現在、学校においてもインターネットを使用することが多く、インターネット回線が復旧するまでの一時的な手段として、日本通信 bモバイル・WiFi ルータとSIMカードの設置をおこないました。
 日本通信 bモバイル・WiFi ルータ WiFi ルータ機能付 SIM フリー端末及び日本通信 bモバイルSIM U300 1年(375日)使い放題パッケージ BM-U300-12MS を利用し、無線LANでインターネットを使用できる環境を整えるとともに、無線LANルーターを設置することでLANケーブルでもパソコンを使用できるように設定をおこないました。
 また、モバイル太陽光発電機の貸し出し、水・文房具などの支援物資も提供いたしました。

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 2010年6月より飼育を開始したヤギに赤ちゃんが生まれました。2月28日8時過ぎに新しい命が誕生しました。
 現在、授乳も順調におこなわれ、すくすく育っています。
 3日目には、小屋の外にもでて、走ったり、飛び跳ねたりしました。

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