日本とキューバの合同研究チームがキューバ固有種である「キューバソレノドン」の生きた個体七匹を捕獲したことが北海道大学によって報告されました。
 研究チームには本センターより、ラザロ・エチェニケ研究協力員が参加しており、2012年3月中旬から約3週間、キューバの国立公園で調査を実施していました。

 2012年4月28日(土)に第43回環境教育コロキウムを開催いたしました。
 本センターのセンター長である鵜川義弘教授より、「携帯/スマートフォン/タブレット型PCと教育」と題し、iPad2を実際に使用した実習講義をおこないました。iPad等のタブレット型PCがどのようにICT教育に有効性があるのかの実演とともに、携帯・スマートフォンなどを小・中学生が利用する際の注意点についての説明もありました。

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 また、本学の社会科教育講座の西城教授により、無煙炭化器を利用した炭焼き実習が行われました。炭焼きの手順について、簡単な説明の後、大学内から集めてきた枯れ枝を約1時間燃やして、炭にしました。

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 2012年3月16日(金)に第42回環境教育コロキウムを開催いたしました。
 本センター協力研究員の橋本勝氏より、「骨を読む」と題して講演していただきました。
 野生動物の食べ残しの骨から食べられた動物の種の同定をどのようにおこなっていくのか、骨格標本を用いてわかりやすく解説していただきました。

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本センターの溝田准教授が、第7回日本環境教育学会研究・実践奨励賞(2011年度)を受賞いたしました。研究テーマおよび研究内容は以下の通りです。なお、審査方法につきましては、こちらをご覧下さい。
研究テーマ:
「遊び仕事」を取り入れた環境教育プログラムの開発:伝統養蜂からのアプローチ

研究内容:
 遊び仕事とは、山菜採りやキノコ採り、川やため池での漁撈やカモ猟、ハチ追い、定置漁具を使った海の漁など、仕事ではあるものの半分遊びの要素が入っているような活動のことです。副次的ですらない程度の経済的意味しか与えられていない生業ですが、当事者たちの意外なほどの情熱によって、日本各地で脈々と継承されてきています。
 本研究では、長崎県対馬における「遊び仕事」としてのニホンミツバチの伝統養蜂に着目し、そこに内在する豊富な知識・技術・知恵・文化を巻き込んだ環境教育プログラムを開発することを目指しています。遊び仕事という営為は生命の循環に配慮した持続可能なスタイルでなければ継承されえず、したがって、その中には持続可能な社会を築きあげていくための大切なヒントやエッセンスが凝縮されていると考え、対馬での地域調査(聞き書き調査)に取り組んでいます。

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 2012年3月13日(火)に第41回環境教育コロキウムを開催いたしました。
 本センター協力研究員の林守人氏より、「Power of tiny legs!  -クモが水面で脚を挙げれば地球規模の生態系に影響が波及する-」と題し、講演していただきました。
 生物の風媒分散が生態系にあたえる影響について、専門とされているクモを中心に解説していただきました。脚で風を受け水面を帆走し、糸をアンカーとして停止するといった多彩な水上行動をおこなうことができる陸上グモがいることを調査及び実験結果と共に、説明していただきました。

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