宮城教育大学において、第45回環境教育コロキウムを下記の通り開催いたします。
今回は、本センターの協力研究員である林守人氏に講演をしていただきます。
学生の皆様はもちろん、一般の方々も是非、ご参加ください。
日 時:2012年6月21日(木)10:30〜
場 所:420教室
講 師:林 守人 氏(環境研協力研究員)
テーマ:「五大陸環境アクションオムニバス」
内容:
私達が環境を守らなければならないのはなぜでしょうか。それは私達自身、そして私達の子孫を守る為に他なりません。近年の環境保護活動は一部では過激に熱を帯び、一個人、家庭、企業、国家の利害やイメージをも左右する重要事項へと発展しています。この流行に乗って何かするべきか本当は何もしない方が良いのか、自然回帰すれば良いのか、科学技術で解決すれば良いのか、ゴミの分別一つをとっても環境問題を避けて現代生活を送る事は出来ません。
今回は私の訪れた国々で目についた環境アクションの中から熱いもの、気の長いもの、やる気の無さそうなものまで紹介する事で、その意義をみなさんに考えて頂きたいと思います。何が正しいのか、間違っているのかではなく、学生さん各個人が何を信じどう行動(アクション)するのか、私の話が少しでもこの部分を考えるきっかけになれば幸いです。各地のエピソード等も交えて楽しく進めたいと思います。
問合先
宮城教育大学環境教育実践研究センター 担当:桔梗(ききょう)
TEL/FAX:022−214−3679
E-mailは
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宮城教育大学において、第44回環境教育コロキウムを下記の通り開催いたします。
今回は、本センターの協力研究員であるラザロ エチェニケ氏に絶滅危惧種である「キューバソレノドン」について、動画、写真とともに講演していただく予定です。
学生の皆様はもちろん、一般の方々も是非、ご参加ください。
日 時:2012年6月18日(月)13:00〜
場 所:420教室
講 師:ラザロ エチェニケ 氏(環境研協力研究員)
テーマ:「キューバソレノドンの再発見 ~恐竜時代/西インド諸島大絶滅時代を生き延びた!~」
内容:
恐竜が絶滅した、今からおよそ6500万年前、地下に巣穴を作って暮らす、小さな夜行性の哺乳動物たちがいた。唾液に毒を持つ種類も多かったということは、化石からもわかっている。骨格も、現在の哺乳類とは違っていた。
1836年に発見されたキューバソレノドンは、こうした初期の哺乳類と形態的にも、その他の多くの特徴においても、非常によく似ていた。彼らは、毒のある唾液を持ち、夜行性で、キューバ東部の山岳地帯で地中に巣穴を作って暮らしている。近年の遺伝学的調査で、キューバソレノドンと、その近縁種であるドミニカンソレノドンは、アメリカの他の哺乳類の祖先と約7〜8千万年前、すなわち恐竜の大量絶滅より以前に枝分かれしていたことがわかっている。しかし、キューバソレノドンは最初の発見の後、ほとんど発見されておらず、このため過去には繰り返し、絶滅したものとみなされていた。過去50年間では、偶然に発見された個体が数頭いるだけである。そのため、捕獲に必要な情報は今年まで全くといっていいほどなかったのである。
この特殊な動物を捕獲するために、北海道大学、筑波大学、宮城教育大学の研究者のチームが1年半に渡り準備を行い、唾液の分析とこの種の保全のために調査を行った。3月14日から4月15日までの現地調査は、キューバの最も人里離れた地域であるアレハンドロ・ド・ウンボルト国立公園で実施され、カリブ海地域の動物学調査史上、前人未到の成果を得ることになった。調査チームはこの 種の健全な個体群を発見し、カリブ海域の人類定住によって起きた生物絶滅の波が、まだこの種に及んでいないことが明らかになった。
コロキウムでは、これまで誰も見たことのない、キューバソレノドンの動画、写真を紹介する。
問合先
宮城教育大学環境教育実践研究センター 担当:桔梗(ききょう)
TEL/FAX:022−214−3679
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宮城教育大学において、第43回環境教育コロキウムを下記の通り開催いたします。
鵜川先生によるスマートフォン等の機器についての講演や西城先生による学部講義内でも行われている炭焼き実習の体験を予定しております。
コロキウムの後は、実習で作った炭を使った食材持ち寄りのバーベキューパーティを予定していますので、皆様ふるってご参加ください。
※学生の方、ご家族連れでの参加大歓迎です。
◎日 時:2012年4月28日(土)
13:00 講演
「携帯/スマートフォン/タブレット型PCと教育」
講師:鵜川 義弘 氏(環境教育実践研究センター長)
14:00 炭焼き実習
講師:西城 潔 氏(社会科教育講座・教授)
15:00 懇親会(バーベキュー)
◎場 所:宮城教育大学青葉山体験学習室
◎講演内容:
スマートフォンやタブレット型PCの普及がめざましく、Andoroid携帯、iPhone、iPadなどが大変良く売れています。
教育面では、教室にiPadを導入して電子的な教科書として児童に使わせる方法、 スマートフォンやタブレットPCを従来の電子黒板の代わりに使う方法が模索されています。
本学でも、オープンキャンパスの案内にスマートフォンを使ったり、 環境教育概論では屋外で実物を見ながら解く課題も出されて学生には好評でした。これらの実例をご紹介する他、 児童生徒自身が持つ携帯やスマートフォンについて、その問題点もご紹介し、これらの新しい機器と教育についてご一緒に考えたいと思います。
◎懇親会参加費:
大人:1,000円
学生及び子ども:無料(ただし、飲み物は持参ください)
※差し入れ大歓迎です。
◎問い合わせ・申込み先:
宮城教育大学環境教育実践研究センター 担当:桔梗(ききょう)
TEL/FAX:022−214−3679
E-mailは
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※懇親会に参加を希望される方は必ず4/25(水)までに申し込み下さい。
宮城教育大学において、第42回環境教育コロキウムを下記の通り開催いたします。今回は、本センターの協力研究員である橋本勝氏に発表していただきます。
学生の皆様はもちろん、一般の方々も是非、ご参加ください。
日 時:2012年3月16日(金)9:00〜
場 所:環境研客員研究室
講 師:橋本 勝 氏(環境研協力研究員)
テーマ:「骨を読む」
日常触れる機会が少ない動物の骨ですが、少し想像を働かせてみれば、それは我々の目に触れないだけで、常に身の回りに無くてはならないものとして存在していることが分かります。
「骨を読む」とはどういうことか?をテーマに、コロキウムでわかりやすく解説します。
私はこれまで動物調査において、野生動物が食べ残した骨から、捕食関係(食物連鎖)を解明してきました。その調査研究には骨格標本が重要な役割をします。標本の大切さを大学生たちにも理解していただきたいと考え、少しずつ作製した骨格標本を環境教育ライブラリーえるふぇに寄贈してきました。標本に関心を持った学生には、実際の骨格標本作製の実技補助の手伝いもしました。
昨年は、大井沢自然博物館・山形大学やまがたヤマネ研究会主催の「ホネっこ展」に共催出展として、環境教育ライブラリーえるふぇ収蔵標本を活用しました。
同じくえるふぇ収蔵標本と、八木山動物公園で保管されている骨格標本とのコラボレーションによる企画展「ホネのミステリー」を開催中です。それに伴って、動物セミナー「どうぶつのホネ 被災したイルカからわかること」をテーマに講演しました。
今後のえるふぇの収蔵標本の充実化と教育現場における教材としての活用を開発していきたいと考えております。
問合先
宮城教育大学環境教育実践研究センター 担当:桔梗(ききょう)
TEL/FAX:022−214−3679
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